福島県建築文化賞は、
地域の周辺環境に調和し、景観上優れている建築物等を表彰するもので
本年度で37回目となります。

本年度の福島県建築文化賞において、当社が施工した「塙町立はなわこども園」が、
『優秀賞』を受賞いたしました。

新型コロナウイルスの影響により、表彰式は開催されませんでしたが、
内堀知事、福島民報社代表取締役社長、(一社)福島県建設業協会会長、(公社)福島県建築士会会長より
表彰状をいただきました。
建築文化賞は、4年連続での受賞となりました。

塙町立はなわこども園

　『塙町立はなわこども園』は、4ｍの天井高を持つフレームの塔を折り曲げて配置することにより、
内外が一体となる空間構成をもつ。
鉄骨の細い柱以外の構造体が見えないようにし、町の木材と地元の職人の技術による
木製の建具や内装が相まって、解放感と温かみのある子どものための空間を生み出している。

　道路に面して地域に開かれた大きな軒下空間や広場、地域利用が想定される諸室を設け、
その先に園舎や園庭を配置することにより、セキュリティを確保しつつ子どもの活動の様子が
目に入り、子どもが町の宝であることを示す建物となっている。